👹ダークエンジェル👹

ダークエンジェルは、スペースマリーンの中でも最も古い歴史と、最も重い“秘密”を背負う戦団です。
彼らは“ライオン”の名を持つプライマーク、ライオン・エル=ジョンソンの子らであり、卓越した戦術・騎士のような規律・冷徹な意志を特徴としています。

しかし、その誇り高い外見の裏には、決して語られない過去が隠されています。
“堕ちた者(The Fallen)”と呼ばれる裏切り者を追うため、ダークエンジェルは常に沈黙し、独自の任務を遂行し続けています。

彼らの戦いは、単なる銀河の防衛ではない。
名誉と贖罪をかけた、終わりなき追跡の旅なのです。


死翼の強襲(Deathwing Assault)

デスウィングは、ダークエンジェル戦団における最精鋭の強襲部隊である。
白亜のターミネーターアーマーを身にまとい、帝国最深部の断罪と贖罪を担う戦士たちである。

デスウィング強襲とは、敵陣の中心へ突如として降下し、最も堅牢な拠点を初撃で破壊するための戦術である。
彼らは通常の展開を無視し、テレポート突入、あるいは重装ドロップポッドによって戦場の核心部へ一気に降り立つ。
その瞬間――戦況は静寂から激震へと変わる。

デスウィングは、敵軍の中枢、指揮所、重装甲車輌を最優先で殲滅する。
その突撃は迅速、重厚、そして神聖である。
少数でありながら短時間で局面を制圧し、敵軍の抵抗意志そのものを砕く力を持つ。

なぜ彼らが純白のアーマーを纏うのか――
白は清浄と誓約を示す色である。
デスウィングは裏切り者である「堕ちた者(The Fallen)」を追う永久の使命を負っており、戦いは単なる勝利のためではなく、贖罪のために存在する。
白はその誓いを象徴し、血と灰に染まる戦場でもなお、彼らの使命が揺るがぬことを証明している。

デスウィングは、帝国の刈り取り手であると同時に、
過去を断罪し未来を切り開く“戦場の審判者” である。

その強襲はただの降下作戦ではない。
それは、敵にとって 運命の到来 であり、
戦場そのものに刻まれる 冷徹なる審判の一撃 である。


ダークエンジェルの戦紋

この紋章は、ダークエンジェル戦団の象徴である。
中央に描かれた剣は、彼らが持つ断罪の意志を示す。
この剣は単なる武器ではなく、裏切り者に対する永遠の裁きを象徴している。

剣を囲む翼は、失われた高潔と純潔を表す。
本来、ダークエンジェルは帝国の模範であり、栄誉と秩序を重んじる戦団であった。
しかし彼らは、かつての内乱と堕落によって深い傷を負い、永遠の贖罪を背負っている。
白い翼は、その理想と喪失を同時に示す存在であり、沈黙の誓いを表している。